ゴールデン☆ベスト 南沙織 コンプリート・シングルコレクション [ 南沙織 ]のレビューは！？

年齢不詳さん
☆ シンシアこと南沙織は，１９７０年代前〜中期の歌謡曲をリードしたアイドル歌手のひとりである。彼女の持ち味はいわゆる「歌謡曲」の中にアメリカン・ポップス（フォークからソフト・ロックまで）のテイストを自然に持ち込んだところにある。 ☆ このコンピレーションはそんな彼女のクロニクル（年代記）の体裁を取っており，1971〜78年のシングルＡ面を全て収録している。また90年代に乞われて復帰した時期のシングルも併せて収録しているので，彼女の歌手としての力量を再評価するには悪くない選曲だと思う。 ☆ また小栗俊雄氏によるライナーノートは，彼女のスタッフとして身近にいた人の証言であり，アイドル歌手として時代にアプローチする過程，そのプロデュースの裏話（特に筒美京平氏のエピソード）は，非常に興味深い。 ☆ 「昭和歌謡」として彼女を捉えるのも良いけれど，この曲のアプローチはどこに繋がっているのか（実際に作品をじっくり聴いてみると複数例でシンシアのプロデュース手法が山口百恵のそれに繋がっていることを確認出来たことは収穫だった）を思いながら聴いてみると非常に収穫の多い作品集だった。

年齢不詳さん
懐かしい曲がいっぱいで車で聞くために購入しました。

50代 男性さん
注文してすぐ届きました 大変ありがとうございました

50代 男性さん
改めて聴いて、青春時代には気づかなかったプロデュースに納得しました。彼女に会いたいだけで、上智を受験した方はには特にお勧めですよ（笑）。買い忘れたシングルがあったのにはショックでした。レコードの時代の方が柔らか、伸びやかに聴こえるのは気のせいでしょうか。